岩手インテリアコーディネータークラブ Iwate Interior Coordinator Club

お知らせ

平成26年度活動報告IICC第9回セミナー『タイルで魅せる上質な空間』~本物の素材感で住まいを彩る 暮らしを装う~

平成26年度活動報告
IICC第9回セミナー
『タイルで魅せる上質な空間』~本物の素材感で住まいを彩る 暮らしを装う~
講師:志村豊氏(SHIMURA代表)
日時:2015年1月28日(水)14:00~16:30
場所:株式会社LIXIL 盛岡ショールーム2階セミナールーム

今年度IICCの活動第9弾となる今年初のセミナーは、『タイルで魅せる上質な空間』 ~本物の素材感で住まいを彩る 暮らしを装う~と題しまして、焼き物の聖地、愛知県常滑よりタイルのすべてを知り尽くした志村豊氏を講師にお招きし、タイルの歴史からトレンド、空間造りや施工のノウハウまで盛り沢山の内容でセミナーをして頂きました。 それでは、タイルの世界を紐解いて行きましょう。

まずは、タイルの歴史からです。
タイルの原点は装飾壁。
イスラームでタイルが発展し、ヨーロッパへ広まっていったようです。
紀元前3500年頃とタイルの歴史はとても古いのですね。


続いては、今までの流行と2014年のミラノサローネでのトレンドについてです。
去年のスタイルから継続し、グレージュ、ブラウン系でまとめた空間で、落ち着いた洗練された低彩度コーディネート空間への志向が高まっているとのこと。

↑1999年~2014年のアソートカラー(協調色)の変化をまとめ資料です。
色合いの移り変わりを年ごとに追って見ると、変化の過程がとても面白いです。

昨年のトレンドカラーだったターコイズの寒色カラーから、レッド系の暖色カラーへの変化や樹種としてはオークが引き続き使われていたようです。
そして、素材は金属系がトレンド。
このトレンドを取り入れたタイルや他素材との組み合わせ事例も→


メタル素材を取り入れたタイルや、鏡、ガラス、皮、LEDを組込んだりと色んな組み合わせができ、提案の幅が倍増します!!
さらに、目地についてのお話も
目地の太さ、深さによりタイルの印象が随分と変わります。

タイルのカット方法を実際に志村先生が実演して下さいました→


あっという間の2時間半、タイルの歴史からトレンド、空間造りや施工のノウハウまで盛り沢山の貴重な内容を学べたセミナーでした。
最後に皆さんと記念撮影。
遠方からお越し頂いた志村先生、本当に有難うございました。

(IICC報告者:藤村)

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